皆さんは、今年のバレンタインデーに贈り物をする予定はありますか?
贈り物の際は、メッセージカードなどに万年筆やインクが大活躍ですが、今回は、インクを使ったラッピングにも挑戦してみました!
バレンタインの贈り物にぴったりな、インクを使ったラッピング方法をご紹介します!
自分好みのインクを使って、簡単にオリジナルの模様を作り出すことができますので、贈り物にひと工夫加えてみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
バレンタインにぴったり『香りつきインク カカオブラウン』
バレンタインデーといえば、チョコレートを贈るイメージ。
with ink.では、チョコレートの原料である《カカオ》をモチーフにしたエルバンのインク、『香りつきインク カカオブラウン』をプレゼントとして、ラッピングしていきます!

チョコレートを思わせるブラウンにカカオの香りがふわっと香る、バレンタインデーにぴったりなインクです。

インクを使ってラッピング
今回は、メッセージカードだけでなく、ラッピングにもインクを活用していきます。
書道用の半紙をインクで染め、タイダイ柄のような袋の作り方をご紹介します!

■ラッピングに使うもの
・お好みのインク
・PP袋(今回使用したサイズは、H180×W120mm)
・書道用半紙(PP袋のサイズより少し小さく、H175×W238mmにカットしています)
・A4クリアホルダー
・スポイト
・リボン
■メッセージカードに使うもの
・ガラスペン/つけペン
・筆
・メッセージカード
1.半紙をカットして水で濡らす

まずは、PP袋のサイズに半紙をカットします。
半紙はPP袋よりも数ミリ小さめに、横はPP袋の2倍の長さでカットして、クリアホルダーの上に敷きます。
(クリアホルダーは机が汚れないようにするための下敷きになります)

スポイトを使って半紙に水を垂らし、全体が水分を含んだ状態にします。

多少シワになっても、色むらに味が出るので、問題ありません。
無理にシワを伸ばそうとすると半紙が破けてしまうので、注意です!
2.インクで半紙を染める

続いて、お好みのインクで半紙を染めていきます。
今回は、リボンの赤と合いそうな優しい紫色の『SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 撫子』を使用しました。

自由にインクを垂らして模様を作ります。
インクは時間をかけて広がっていくので、余白を埋めすぎないのがポイント。
3.乾かしてPP袋に挿入

充分に乾かしたら、クリアホルダーから半紙をはがします。
水分量にもよりますが、半紙は3〜6時間ほど乾かすと安心です。

半紙を半分に折ってPP袋に挿入すれば、袋は出来上がり!
4.リボンで縛って完成

プレゼントするインクを袋に入れます。

リボンで縛れば、インクを使ったバレンタインのプレゼントが完成!
他のインクを使っても素敵な袋に仕上がりますので、ぜひいろいろなインクで試してみてください。

『万年筆用ボトルインク ゆらめくインク 染料 20ml 夕』
『SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 金木犀』
『万年筆用ボトルインク ゆらめくインク 染料 20ml 極光』
『SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 桜森』
『SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク しとしと』
※この方法で食品をラッピングする場合は、インクが付着する可能性がありますので、食品自体が個包装されているものを使用するようにしてください。
プレゼントに添えるメッセージカード
袋に加えて、以前with ink.でご紹介した、『プロに学ぶ インクを使ったハンドレタリング』を参考に、バレンタインデーのメッセージカードを作っていきます。


「Happy Valentine’s DAY」の文字にハートをあしらってレタリングしてみました!

「Happy」「DAY」「ハートマーク」には『万年筆用ボトルインク インク工房 染料 20ml 230』、「Valentine’s」に『香りつきインク カカオブラウン』を使用しています。
ラッピングしたプレゼントにカードを添えて完成!

ラッピングしたプレゼントにカードを添えて完成!
ペーパークロマトグラフィーで見られたような、色が分離したインクらしい表情や、偶然出来上がる模様を楽しめるラッピングになりました!
おわりに
今回は、メッセージカードに加えて、インクを活用したラッピング方法もご紹介しました。
ちょっとした工夫を加えるだけで、特別なプレゼントに変身させることができるラッピングの魅力。そこにインクを組み合わせることで、さらに特別感をプラスすることができました。
なかなか使いきれていなかった色のインクを使う機会にもなりますので、試してみてはいかがでしょうか。
試したことのない使い方に挑戦してみることで、インクの楽しみ方はさらに広がっていきます。
with inkでは、今後もいろいろなインクの使い方を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。