インクで書く/描く

文字を書くときの色選びを楽しもう

文字を書くときの色選びを楽しもう

「文字を書く」といわれて思い浮かべる色は、ブラックやブルーブラックだという方も多いかもしれませんが、万年筆インクにはたくさんの色があります。

季節に合わせた色を使ってみたり、その日の気分で色を選んでみたり、いつもとはちがう色でチャレンジしてみたりと、何色のインクを使おうかと考える時間も楽しいもの。

今回は、インクを使って手紙や日記、手帳を書くときの、色選びの楽しみ方をご紹介します。

便箋とインクの組み合わせ!手紙を書くときの色選び

手紙を書くときの色選び

公的書類や、目上の人に対して手紙を書く場合には、ブラックやブルーブラックのような色を使用するのが好ましいとされていますが、気心の知れた友人や知人に宛てた手紙の場合には、たくさんの色の選択肢がありますよね。

豊富な色の選択肢の中から何色を選んだら…と迷ってしまうときのために、「便箋に合わせた色選び」をご紹介していきます!

季節に合わせる色選び

季節に合わせた色選び

秋の柄の便箋に、秋をイメージさせる名前の付いたインクで言葉をつづる。
手紙全体から感じ取れる季節の雰囲気をまとったメッセージは、きっと相手の心を豊かにしてくれるはず!

相手を思ってしたためる手紙だからこそ、文字の色までこだわりたい!という方は、ぜひ季節の便箋と色を取り入れてみてはいかがでしょうか。

便箋の雰囲気に合わせる色選び

便箋の雰囲気に合わせた色選び

便箋の色味や柄に合わせた色選びをしてみると、手紙全体に統一感を出すことができます。

赤や緑、灰色など、手紙で使用するには、避けた方がよい色はありますが、ちょっとしたお手紙では、インクの色を変えてみるだけでガラッと雰囲気が変わりますので、便箋に合わせていろいろな色を試してみてくださいね。

日々の記録に色を添える!日記を書くときの色選び

日記を書いている様子

日記を書くときには、月ごとに色を変えてみたり、天気によって色を変えてみたり、その日の気分で色を選んでみたりと変化をつけることで、日々の記録の中に「色」という要素が加わり、色によって、その時の気持ちを振り返ることも楽しみの一つになるかもしれません。

月毎に色を変えて書いてみる

自分の中にある「○月はこの色!」や、「今日の気分はこの色!」というイメージがぴったりはまると日記を続けていくモチベーションにもなるはず。
書くことがない日も、今日この色を選んだ理由を書き綴ってみたりと、日記に向かうきっかけにもなってくれます。

自分好みの組み合わせを楽しめる!手帳を書くときの色選び

複数の色を組み合わせて手帳を書いている様子

手帳の場合は、複数の色を使って見た目も楽しげに!
自分好みの組み合わせを見つけることができれば、開くたびに気分が高まる素敵な手帳に仕上がります。
色分けをすることで、大事な予定が他の予定に埋もれて見落としてしまうなんてことも防げます。
好みの色を使って、予定に合わせたイラストやアイコンを散りばめてみるのも一興ですね。

カラーインクは本当にたくさんの種類が販売されていますので、色の選択肢が多すぎて迷ってしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、「仕事」、「プライベート」、「達成したいことや目標」の3色に分けた、with ink.おすすめの組み合わせをご紹介!
配色を考えるのが苦手という方は参考にしてみてくださいね。

定番色+アクセントの3色

『ブラック』『SHIKIORI ―四季織― 雪明』『インク工房230』の3色の組み合わせ

■ 仕事の予定は、『ブラック
プライベートの予定は、『SHIKIORI ―四季織― 雪明
達成したいことや目標は、『インク工房 230

定番の、黒と赤に加えて、プライベートの予定にアクセントとなる、水色をチョイス!

しっとり大人色の3色

『SHIKIORI ―四季織― しとしと』『インク工房123』『SHIKIORI ―四季織― 奥山』の3色の組み合わせ

仕事の予定は、『SHIKIORI ―四季織― しとしと
プライベートの予定は、『インク工房 123
達成したいことや目標は、『SHIKIORI ―四季織― 奥山

鮮やかさを抑えた落ち着いた色合いの水色と紫色に、渋めの赤系統の色を一色入れることで引き締める!
3色で大人っぽい手帳に仕上がる組み合わせ。

ボタニカルな印象の3色

『ゆらめくインク 花心』『SHIKIORI ―四季織― 若鶯』『SHIKIORI ―四季織― 夜桜』

仕事の予定は、『ゆらめくインク 花心
プライベートの予定は、『SHIKIORI ―四季織― 若鶯
達成したいことや目標は、『SHIKIORI ―四季織― 夜桜

植物のイメージの茶色と緑色に、ドライフラワーのイメージで淡い紫色をチョイス。
ドライフラワーのイメージの色をアレンジして別の色を組み合わせてみるのもおすすめ!

おわりに

今回は、文字を書くときの色選びの楽しみ方についてご紹介してきました。
愛着のあるお気に入りの色を使い続けるのも良いですが、さまざまな色を試してみることで楽しみ方の幅がグッと広がります。

何かを書こうとするたびに、数多くのラインアップを前に迷ってしまうかもしれませんが、悩んでいる時間も楽しみながら、色選びを楽しんでみませんか?