インタビュー&レポート

with ink.スタッフの愛用品をご紹介!

スタッフの愛用品が映った写真

皆さんは、日々たくさんの文具やインクを使っている中で、特に愛着を感じて、長く使い続けている『愛用品』はありますか?
with ink.では過去に、インク愛好家である『広瀬琢磨さん(Kakimori 代表)』と『岡﨑弘子さん(有隣堂・文房具バイヤー)』のお二方が愛用しているインクや筆記具を紹介いたしました。

今回は、with ink.スタッフの中でも特にインク歴の長い3名の、日頃から使っている『愛用品』をご紹介いたします。

インク歴14年! スタッフAの愛用品

スタッフAの愛用品が並んだ写真

まず最初に愛用品を紹介していただくスタッフAのインク使用歴は、なんと14年!
with ink.スタッフの中でも最も使用歴の長いスタッフです。

スタッフA:
「インクは、仕事のメモを取るときと日記を書くときに使っています!SNSでよく見るマステやシールで彩られた手帳にあこがれはありますが、今のところは万年筆で本文を書いて、見出しにちょっとマーカーを引くので精一杯です。
茶色系統のインクと、緑色系統のインクが好きで、つい手元に多く集めてしまいます」

愛用品① ペン立て(マンハッタナーズ)

スタッフAの愛用品①

スタッフA一つ目の愛用品は、マンハッタナーズの『ペン立て』です。

※今回紹介している製品は、現在製造販売が終了しています。

スタッフA:
「こちらは自宅で一番使うペン立てです。インクを入れている万年筆と入れていない万年筆がよくごちゃ混ぜになってしまうので、区別するためにこのペン立てを使い始めました。
インクが入っていて、すぐに書ける万年筆をここに差すことにしています。
たくさんの猫があしらわれていてお気に入りです!」

お気に入りの万年筆たちをお気に入りのペン立てに。机の上が、愛用品に囲まれた素敵な空間になりますね。

愛用品② インクリザーバー(セーラー万年筆)

スタッフAの愛用品②

スタッフA二つ目の愛用品は、セーラー万年筆のボトルインクリザーバーです。現在購入できるのは、写真右の『ボトルインクリザーバー 50ml角瓶用』です。

スタッフA:
「セーラー万年筆のインクリザーバーで、旧仕様と新仕様どちらも持っています。
インクが残り少なくなってきたときに、万年筆へ吸入しやすいよう補助として使っています。このリザーバーが合うボトルは限られているのですが、使用頻度が高いインクがちょうどマッチするボトルだったので、愛用しています」

少なくなってきたインクを吸入しやすくしてくれるという、万年筆ヘビーユーザーには嬉しいアイテムです!

インクリザーバーの使い方

※旧仕様のインクリザーバーと、それに合うボトルでご説明しています。現行仕様の『ボトルインクリザーバー 50ml角瓶用』は、セーラー万年筆の50ml角瓶でご使用ください。

インクリザーバーの使い方1

①瓶の中にインクリザーバーを入れます。

インクリザーバーの使い方2

②蓋をしっかり締めてボトルを逆さまにし、元に戻すと、リザーバーの中にインクが集まって溜まります。

インクリザーバーの使い方3

こうすることで、残り少なくなってしまったインクも万年筆への吸入がしやすくなります。

インクの匂いも好き! スタッフBの愛用品

スタッフBの愛用品が並んだ写真

続いて愛用品を紹介してくれるのは、万年筆とともにインクを使い始めて10年ほどのスタッフB。インクの匂いも好きだというスタッフBの愛用品はどんなものなのでしょうか。

スタッフB:
「インクは、万年筆に入れて手帳に使うことが多いです。基本はブルー系で、ハイライトやワンポイントで明るい色を使ってます。ラメインクも、誰かへのメッセージカードなどを書く際にたまに使用しています。
たくさんの色の中から、好きな色を選べるところが、インクの好きなポイントです!」

愛用品① hocoroの筆文字ペン先(セーラー万年筆)

スタッフBの愛用品①

スタッフB一つ目の愛用品は、セーラー万年筆のhocoro筆文字ペン先です。
特に、『つけペンインクセット -Dipton+hocoro-[シマー]』のセットに含まれていたものを愛用しているとのこと。

スタッフB:
「インクを少しだけ使いたいとき、以前は万年筆を使っていたのですがペン芯についてしまうと洗うのも手間…
ですがhocoroなら水でじゃぶじゃぶするだけできれいになるのですごく便利!と思いゲットしました。
また、気になって買ったものの、なかなか使えていなかったラメインクも思う存分使えるのが最高です!」

『つけペンインクセット -Dipton+hocoro-』のhocoroは、ペン軸にラメが施されていてちょっとした特別感も感じることができます。

愛用品② GRAPHILO A5ノート 方眼(神戸派計画)

スタッフBの愛用品②

スタッフB二つ目の愛用品は、神戸派計画の『GRAPHILO A5ノート 方眼』です。

スタッフB:
「グラフィーロはインク発色がいいので、新しくゲットしたインクの色を確かめるときに使っています。インクを使い続けていると、なんとなく自分の紙の好みも分かってきますね」

インクを使うときに切っても切り離せない「紙」。お気に入りの紙が見つかると書くことがさらに楽しくなりますね!

濃淡の揺らぎに魅せられてます! スタッフCの愛用品

スタッフCの愛用品が並んだ写真

最後は、インクの濃淡、その揺らぎに魅せられているという、インク歴10年のスタッフCの愛用品を紹介します。

スタッフC:
「主に日記を書いたり文通をするときにインクを使っています。
インクの好きなところは、なんといっても濃淡の揺らぎ。
同じ色のインクを使っていても、筆記したときの気分や体調によって濃淡が微妙に違う気がします。あとから見直してみると、その濃淡の揺らぎの部分が書ききれなかった自分の心情をあらわしてくれるような気分になります」

愛用品① デコレーションしたインク瓶

スタッフCの愛用品①

スタッフC一つ目の愛用品は、『デコレーションしたインク瓶』です。

スタッフC:
「インク瓶の蓋にデコレーションして楽しんでいます。螺鈿(らでん)風にしたり、蒔絵シールを貼ってみたり…
お気に入りのインク瓶が可愛くなると嬉しい!空瓶になっても色水をいれて飾りたくなります」

非常に細かくデコレーションされていて見入ってしまいますね!ちょっとした装飾が施されるだけでも、自分だけのインクとしてより強く愛着がわきそうです。

愛用品② ペントレイ(豊岡クラフト)

スタッフCの愛用品②

スタッフC二つ目の愛用品は、豊岡クラフトの『ペントレイ(かぶせ蓋付き)』です。

※写真のトレイはイベント限定品。素材と布の色が通常品と若干異なります。

スタッフC:
「木の温かみと高級感のある15本入れのペントレイです。手に持ったときのすべすべ感が心地いいです。
万年筆やガラスペンを入れていて、アクリル窓のついた蓋があるので開けなくても中身が把握しやすいのも嬉しいポイントです。
上から眺めてはうっとりし、蓋を開けるときは毎回宝箱をあけるような気分です」

万年筆やガラスペンがずらりと並ぶ様子が一覧でき、圧巻です。
このペントレイは重ねることができるとのこと。これからさらにコレクションが増えても安心ですね!

おわりに

今回は、特にインク歴の長いwith ink.スタッフ3名の、それぞれの思い入れが感じられる素敵な愛用品をご紹介しました。
なにか思い入れのあるインクや筆記具を使っていると、日々の書き物の時間が特別なものに感じられます。

皆さんの愛用品についても、Instagramのコメントでぜひ教えてくださいね。