12/14(木)〜12/17(日)の4日間、横浜の『パシフィコ横浜 展示ホールD』にて開催された『文具女子博2023』。
with ink.は、開催期間前に先行して文具女子博を楽しむことができる12/13(水)のプレミアムタイムにおじゃましてきました!
『文具女子博』は、「文具好きが最高に楽しめるイベント!」を合言葉に2017年12月にスタートした、日本最大級の文具イベント。
今回のテーマは「Welcome!文具ティーパーティー」。
ご来場いただいたお客様に、「ティータイムのような甘いひと時を大好きな文具と一緒に過ごしていただきたい」という願いが込められているとのこと。
with ink.も文具ティーパーティーを堪能してきました!
目次
会場の様子
今年の会場は『パシフィコ横浜』で、会場の広さはなんと昨年までの 1.5 倍。
一層規模の大きくなった今回の文具女子博では、過去最多の150社以上ものメーカーさんが出店されていて、購入できるアイテムは7万点以上!
開場を待つ皆さん。with ink.が参加したのは、12/13(水)のプレミアムタイムでしたが、開場30分前にはすでに長蛇の列ができていました。
入場ゲート横には、今回の開催テーマであるティーパーティーをイメージした大きな看板があり、会場内へのワクワク感が膨らみます!
開場時間になると、お目当てのブースへと向かう大勢の文房具ファンの熱気で、会場内の温度が一気に高まりました。
with ink.注目のブース① 『KA-KU』
最初におとずれたのは、「書くことを楽しむ」や「自分で混ぜて楽しめる」をコンセプトに、インクを中心としたオリジナルアイテムを展開している、『KA-KU』のブース。
先行販売が行われていたのは、『ink mazeru 冬の観覧車』というインク。
今回の文具女子博が横浜での開催であったため、横浜のシンボルでもある大観覧車『コスモクロック21』に設置されている、1台だけの特別な「紫色」のゴンドラをイメージして制作されているとのこと。
「ずっと一緒に、そして幸せに」という願いが込められています。
紫色の中に含まれているラメで、ライトアップされた紫色のゴンドラのようにロマンチックな雰囲気を感じるインクです。
with ink.注目のブース② 『呉竹』
続いては、昨年創業120周年を迎えた『株式会社呉竹』のブース。
イチオシの製品は『ink-cafe アール・ヌーヴォーカラーインク』。
『呉竹』の創業と同時代である、アール・ヌーヴォー全盛期のカラーリトグラフをモチーフに、19世紀末から20世紀初頭の流行色をイメージしたインクのコレクション。
パッケージには、色ごとに異なるアールヌーヴォーの芸術作品が使用されており、パッケージで色を選ぶのも楽しい素敵なシリーズです。
中でも目を惹かれたのは、パッケージに「アルフォンス・ミュシャ」の『椿姫』が使用されている、『Old Rose』というインク。
少し紫に近いピンク色で、『椿姫』のイメージにもピッタリな、上品かつ華やかな色にうっとりしてしまいました。
with ink.注目のブース③ 『有隣堂』
次に伺ったブースは、1909年に横浜で創業され、現在は神奈川・東京を中心とした約40店舗で書籍・文具・雑貨・カフェを展開している『有隣堂』のブース。
イチオシ製品は『有隣堂オリジナルインク「空」「海」「港」「風」』。
有隣堂創業の地・横浜をイメージしたオリジナルインクシリーズで、明るめから落ち着いた色合いまで、青色を基調としたカラー展開となっています。
それぞれ、横浜の風景を心に留めるときのような印象を重ね合わせて、色を制作されているとのこと。
少しずつ異なる青色、そのどれもが使ってみたいと思わせる魅力的な青色になっていて、シリーズ全色を揃えたくなります!
インク本体とラベルが別の場所で作られているため、なんと社内のスタッフさんが一枚一枚手作業でラベルを貼り、箱詰めしているそうです!
お話を聞きながら、思わず驚きの声をあげてしまいました。
with ink.注目のブース④ 『三田三昭堂』
続いておとずれたのは、創業昭和三年(1928年)の群馬県館林市に店舗を構える文具店、『三田三昭堂』のブース。
イチオシ製品は、文具女子博から先行販売している『館林紬インク6色セット』。
館林紬独特の縞模様である日日凛(にちにちりん)をイメージしたインクセットです。
群馬県館林市において千年続いている織物「館林紬」の伝統を残していきたいという想いから、伝統の縞模様の6色をインクで再現しているそうです。
長く使ってもらえるような良い箱にしようという想いもあり、箱を閉じた状態でも横から可愛い縞模様が見えるという、こだわりを感じるパッケージ。
今回制作した200個のみの販売になるとのことで、実物を見ながらお話を聞けた貴重な時間になりました。
with ink.注目のブース⑤ 『Life is beautiful.』
たくさんのガラスペンが並ぶ、きらびやかなブースが目に入ってきました。
見ているだけでもワクワクしてしまうこちらのブースは、モノを通して、ちょっとしたことで笑顔になれる、そんな穏やかな日々のお手伝いをしたいという想いからスタートした『Life is beautiful.』のブース。
イタリア・ヴェネチアのガラス職人が手作りしているガラスペンは、ヴェネチアンガラス特有のつややかな輝きと繊細な模様が入り、うっとりするほど滑らかな書き心地。
1本1本手作りであるからこそ、形も書き心地も自分にぴったりの1本を見つけることができるのも魅力の一つとのこと。
並んでいるガラスペンの中からその1本を見つけるまでの時間も素敵な時間になりますね!
with ink.注目のブース⑥ 『ツバメノート』
インクとガラスペンに続いて、どっしりと重厚感のある表紙のデザインがお馴染みの『ツバメノート』のブースでもお話を伺ってきました。
主力製品に使われている、『ツバメ中性紙フールス』は滲みも少なく裏抜けもしにくいため、万年筆との相性は抜群です!
with ink.が見ておきたかったものは、『インクコレクションカード(紺・赤)』。
『ツバメ中性紙フールス』を使用したインクカードで、自分の持っているインクを記録しておくことができます。
名刺サイズで管理しやすく、記入したものをファイリングしてインクの見本帳に。
銀箔で箔押しされた素敵な小箱は、しっかりとした素材で作られているので、中身を使い終わった後でも小物入れなどとして使えるのもうれしいポイントですね!
インクカードの他にも、文具女子博限定販売で、「世界にたった100冊だけのノート」をコンセプトに作られた、ソフトカバーのノートとハードカバーのノートも並んでいました。
コンセプトの通り、各色100冊ずつの限定販売。
中に使用している紙は、もちろん『ツバメ中性紙フールス』ですが、表紙は凹凸のある高級感あふれる手触りになっていて、思わず撫でてしまうような質感。
ハードカバーの方は丈夫で保管もしやすく、しおり紐がついていたため日記帳としても使いやすいと感じました!
文具女子博オリジナルグッズ
開催テーマ「ティーパーティー」に合わせた、文具女子博でしか購入できない文具女子博オリジナルグッズが並んだブースを発見。
with ink.としては見逃せない、『文具女子博オリジナルインク』を見つけました!
文具女子博2023オリジナルインクは、
・甘酸っぱいケーキをイメージしたピンク系『ベリーベリーケーキ』
・ブルー系で使いやすい万能カラー『ブルーベリーパフェ』
・ミルクティーをイメージしたブラウン系のインク『文具女子のミルクティー』
の3種類※が販売されていました。
どの色も甘いひとときを過ごすのにぴったりなネーミングとカラーになっていました。
※『秘密のアトリエグリーン』(写真一番右)は、文具女子博2022オリジナルインク
オリジナルグッズのブースには、文具ティーパーティーを意識したオーナメントが!
食器やカトラリーの中にインクやペンなどが配置された可愛らしいテーブルが、会場に彩りを添えていました。
文具deメッセージin BunguTeaParty
会場の奥には、来場者の皆さんの「文具愛」「文具あるある」を付箋に記入して貼り付けることができるスペースが設けられていました。
文房具愛にあふれた来場者の皆さんのメッセージの中に、with ink.もメッセージを書いて貼り付けてきました!
おわりに
『文具女子博2023』イベントレポート、いかがだったでしょうか。
会場限定販売や先行販売など、イベントならではの文具はもちろんですが、たくさんのメーカーさんが集まっているからこそ、前から気になっていた文具に出会えたりと文房具ファンにとっては、胸が踊る空間になっていました。
会場の熱気からも、皆さんの文房具愛が感じられる素敵な1日になりました。
『文具女子博』公式ホームページ:
https://bungujoshi.com/
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