インクで遊ぶ

インクで楽しむ塗り絵 3つの遊び方

作成した塗り絵が集合した写真

せっかくそろえたお気に入りのインク。どんどんいろんなものに使ってみたいな、と思ったことはありませんか?

今回は、インクを使った塗り絵の楽しみ方をご紹介します。
塗るだけで素敵なイラストに仕上がる塗り絵だからこそ、「どのインクを選ぶのか」「どんな塗り方にするのか」にその人らしさが出るのも魅力。
いろいろな塗り方があるかと思いますが、今回はインクを満喫できる3つの塗り方をご紹介いたします。

今回使用する塗り絵の図案は、ページ内からダウンロードできますので、ぜひ紹介する塗り方を試してみてくださいね。

塗り絵図案のダウンロード

インクやガラスペンを使って作品を作られている、イラストレーターの『マヅメミユキ』さんに、今回使用する塗り絵用の図案を作っていただきました!

with ink.オリジナル塗り絵
マヅメさんに作成いただいた、塗り絵の図案。
色を塗るだけで楽しめる図案になっています。
with ink.オリジナル塗り絵のアウトライングレーバージョン
アウトライングレー版の図案。線をなぞったときにもインクの色をしっかり見ることができます。

チューリップの花とビオラの花束を抱えるうさぎがモチーフとなっていて、うさぎが春を届けにきてくれたかのような、かわいらしい図案になっています!

うさぎのお洋服や花瓶の部分には、お好みの模様を描き込んでいただくことで、自分だけのオリジナルなイラストに仕上げることもできます。

こちらからダウンロードできますので、皆さんお気に入りの紙にプリントして塗り絵を楽しんでみてください!
※プリントする紙の推奨サイズはA5サイズです。

塗り絵図案作成:
マヅメミユキ
HP:https://atelier-pacca.com/
Instagram:https://www.instagram.com/mazmickey324/
X:https://twitter.com/Miyuki_Mazume/

マヅメミユキさんの作品1
インクを使ったマヅメミユキさんの作品。
マヅメミユキさんの作品2
インクを使ったマヅメミユキさんの作品。

塗り方① インクを塗るだけ!ベタ塗りでインク溜まりを満喫

まずは、「ベタ塗り」。思いっきりインクを塗るだけで楽しめます!
シンプルですが、手軽にインクの表情を出すことができます。

ベタ塗りパターンの塗り絵の完成図
ベタ塗りパターンの塗り絵のディティール1
ベタ塗りパターンの塗り絵のディティール2

自然と出来上がるインク溜まりが、花びらの模様や花瓶の微妙なテクスチャに見えるので、インクを塗るだけで手軽に楽しむことができます。
さらにインクらしさを出すためのポイントもご紹介いたします!

塗り方のポイント もっとインクらしさを出す

塗り方のポイント1-1
塗り方のポイント1-2
塗り方のポイント1-3

インクを塗って筆を離した後、インクが乾く前にもう一度筆をちょんと触れさせることで、インク溜まりが大きくなり、インクならではの表情を強調することができます。

使用したインク:
・チューリップの花びら
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 囲炉裏
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 桜森
・花瓶
万年筆用ボトルインク ゆらめくインク 染料 20ml 極光
・うさぎのお洋服
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク しとしと
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 夜桜
・ビオラの花びら
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 匂菫
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 藤姿
・葉っぱ
万年筆用ボトルインク インク工房 染料 20ml 167

塗り方② 1色でできる!インクで線画風に仕上げてみる

続いては、1色のインクのみを使って、線画として仕上げてみます!
こちらは図案のアウトラインをなぞっていくので、インクの色が見えやすいアウトライングレー版の図案を使用しています。

線画風の塗り絵の完成図
線画風の塗り絵のディティール1
線画風の塗り絵のディティール2

細かく線を描いていくと、隣り合った線が繋がってひとかたまりになることもありますが、これもインクならではの表情の一つ(花の模様部分など)。
また、線をひくだけでもインク溜まりによる色の濃淡を見ることができます。

たくさんの種類のインクを持っていなくても、この塗り方であればペンを1本とインクを1色用意するだけで楽しむことができますので、塗り方のポイントを参考に、ぜひ挑戦してみてください!

塗り方のポイント① 影のつけ方

影の付け方1
影の付け方2
影の付け方3

アウトラインをなぞった後に、影になりそうだと思うところに細かく線を入れていきます。

影を入れていくことで、形の立体感や花びらの重なりをわかりやすくすることができます。

塗り方のポイント② 質感の表現

質感の表現1
質感の表現2

うさぎの毛の部分には柔らかさを意識した線を描いてあげることで、ふわふわとした質感の表現に。
細かく描き込んでいくため、万年筆やつけペン、ガラスペンの細い字幅がおすすめです!

使用したインク:
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 夜桜

塗り方③ 水を使って一工夫!インクと水で色の濃淡を楽しむ

最後は、インクと水を使った塗り方。
水を使うことで色の濃淡を出すことができ、インクの表現の幅がさらに広がります。

水を使った塗り絵の完成図
水を使った塗り絵のディティール1
水を使った塗り絵のディティール2

水を使ってグラデーションにすることで、花の模様を表現したり、陰影を表現して立体感を出すことができます。
グラデーションの中に少し残る筆跡も、インクらしさを引き出してくれています。
塗り方のポイントを抑えれば簡単にできますので、ぜひ参考にしてみてください!

塗り方のポイント① グラデーションの出し方

グラデーションの出し方1
グラデーションの出し方2
グラデーションの出し方3

インクをペン(万年筆やつけペン、ガラスペン)で塗った後に、水だけを含ませた筆(もしくは水筆)でインクをのばしていきます。

そうすることで色の濃淡が生まれ、ビオラの花の模様を表現したり、うさぎのふわふわとした柔らかさを表現することができます。

塗り方のポイント② 影の表現

影の表現1
影の表現2
影の表現3

まず、影をつけたい場所にインクを塗ります。
そしてインクが乾く前に、水だけを含ませた筆(もしくは水筆)でインクをのばしていくことで、影を表現することができます。

塗り方のポイント③ 塗りやすい順序

うさぎの目や花びらのような濃い色から先に塗ってしまうと、薄い色や淡い色を水で伸ばしている際に、隣り合った濃い色が滲んできてしまうことがあります。
そのため、薄い色や淡い色の場所から先に塗っていくことで、失敗しづらくなります。

薄い色から進めたもの
薄い色から塗り進めていったもの。
濃い色が滲んでしまっている様子
濃い色を先に塗ってしまい、うさぎの顔を塗っているときに目の色が滲んできてしまった様子。

使用したインク:
・チューリップの花びら
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 囲炉裏
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 桜森
・花瓶
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク しとしと
・ビオラの花びら
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 匂菫
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 夜焚
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 桜森
・うさぎ
万年筆用ボトルインク 極黒(きわぐろ)
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 金木犀
万年筆用ボトルインク ゆらめくインク 染料 20ml 狐日和
万年筆用ボトルインク ゆらめくインク 染料 20ml 極光
・葉っぱ
SHIKIORI ―四季織― 万年筆用ボトルインク 若鶯
万年筆用ボトルインク インク工房 染料 20ml 167

おわりに

インクを使った塗り絵の楽しみ方、いかがだったでしょうか。

お好みのインクを塗るだけでも楽しむことができますが、1色だけで線画風に仕上げたり、水を使って一工夫してみたり、いろいろな塗り方でインクを満喫することができますので、気になった塗り方があればぜひ試してみてください!