突然ですが皆さんは、9月23日が《万年筆の日》という記念日であることをご存知でしょうか。
《万年筆の日》は、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許を取得した記念日です。
長い歴史を持つ万年筆ですが、「敷居が高い」「難しそう」という印象を持っていたり、一度使ってみてしっくりこなかったという方はいませんか?
そこで今回は、万年筆の進化が実感できる、最新機能を持った万年筆をご紹介します!
万年筆に少し壁を感じているという方もぜひチェックしてみてください!
目次
万年筆を使うときのコツ
万年筆は、ボールペンやシャープペンシルとは異なり、本来のなめらかな書き心地を発揮するために、
・ハート穴が上を向くように持つ
・ペンポイントのスリット(切り割り)が紙に当たるようにする
といったポイントを抑える必要があります。
持ち方のポイントをおさえると、ペン先に過不足なく力が伝わり、インクが出やすく書きやすくなります。
ですがペンの持ち方は人によってさまざま。意識していても、なかなか思い通りに書けず苦戦したことがある方や、今まさに悩んでいるところだという方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に、今回は、最新の手書き体験ができる『TUZU アジャスト 万年筆』をご紹介します。
自分に合った書きやすさを見つけられる万年筆『TUZU』
どんな書き方の人でも使いやすい万年筆を目指して生まれた『TUZU アジャスト 万年筆』。
その最大の特徴は、自分の持ち方、書き方にあった角度にペン先を設定できる、《ペン先回転機能》です。
《ペン先回転機能》があることで、自然に持つとペン先が正しい向きにならない方や、初めて万年筆を使う方など、書く人それぞれの書きやすさに対応したペン先に設定することができます。
ペン先は標準位置から10°間隔で回転させることができるので、自分の書きやすさを求めて細かく調整ができるのも嬉しいポイント。
ペン先の角度は簡単に設定することができるので、手順をご説明していきます。
『TUZU』のペン先調整にチャレンジ!
1.まずは、自分の握り方を観察していきます。
自分が楽な握り方をしたときに、ペン先が内側を向いているのか、外側を向いているのかをチェック。
写真では、ペン先が手前に向いてしまっています。
2.蓋を開け、胴を外してリングを緩めます。
3.グリップをスライドさせて左右にずらし、自分が楽な握り方をしたときに、ハート穴が真上に向くような角度に調整していきます。
今回は、ペン先が少し手前に向いていたので、グリップを手前に少し回転させます。
4.角度を決めたら、グリップをスライドさせてセットし、リングも戻します。
このタイミングで軽く握ってみて、最適な角度になっているかをチェックします。
5.胴を戻して完了です。
以上の手順でペン先を設定することができますので、自分の書きやすさに合った角度を見つけてみてください。
『TUZU』を使ったwith ink.スタッフの感想をご紹介
本当にいろいろな持ち方、書き方の人が《書きやすい》を実感できるのかというのが気になるところかと思います。
そこで今回、実際にwith ink.スタッフ3名に『TUZU アジャスト 万年筆』を使ってみてもらいましたので、その感想をお届けします!
スタッフA:万年筆ユーザー
普段から万年筆は使っているのですが、握り込むように持ってしまう癖があり、ペン先が外側に向いてしまうことが多いです。
『TUZU』のグリップの形が指にフィットするようにペン先の向きを内側に調整してみたら、すごく楽に書き進められました。
インクが出る量の多い《太字》を選ぶことが多いので、字幅のラインナップに《太字》まであるのも嬉しかったです!
また、コンバーターが最初からセットになっているのも、魅力的なポイント!
スタッフB:万年筆初心者
昔万年筆にチャレンジしたことはあったのですが、うまく使いこなせませんでした。
ペン先の向き次第でこんなに変わるのかと、驚きました。ちょっとしたメモでも文字を書くのが楽しめるような気がします!
落ち着いた色合いのカラーリングも好みでした。
スタッフC:左利き万年筆ユーザー
左利きなので文字が自分の手で隠れないように、巻き込むような形で持つのですが、ペン先の向きを調整することで、今までよりスムーズに線を引くことができるようになりました。
一度ペン先の向きを設定してしまえば、それ以降グリップの形に合わせて持つだけで書き始められるというのも嬉しいです。
おわりに
今回は、最新の手書き体験ができる『TUZU アジャスト 万年筆』をご紹介いたしました。
自分の持ち方が万年筆に合わないと感じていたり、「敷居が高い」「難しそう」という印象を持っている方も、気軽に自分にぴったりの万年筆を楽しむことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
これから万年筆を楽しみたいと思っている方、万年筆から離れてしまっていた方も、万年筆の日をきっかけに、最新の万年筆でインクライフを始めてみてはいかがでしょうか?