2024年6月26日、with ink.初のイベントとなる『インクファンミーティング』を開催いたしました。
with ink.のInstagramをフォローしてくださっているインクファン6名にご参加いただき、インク混色のワークショップや、セーラー万年筆の社員が回答する質問タイム、インクトークに花が咲くインクファン同士の座談会など、盛りだくさんのイベントとなりました。
今回は、そんなイベント当日の様子をお届けしていきます!
目次
まずは自己紹介からスタート
まず最初にwith ink.スタッフの自己紹介からイベントはスタート。
with ink.スタッフからは、STORiA MiXを使った自作のオリジナルインクや、自分でキャップを装飾したインクボトルの紹介もあり、思わぬ盛り上がりを見せる場面も。
続いて、参加者の方々の自己紹介。
学生の方から、子育て真っ最中という方まで、様々なインクファンが参加してくださいました!
香り付きのインクに出会ったのをきっかけにインクに興味を持ったという方や、一色の中にさまざまな変化のあるインク※を知ってからハマったという方も。
参加者の皆さんそれぞれのインク歴をお聞きすることができました。
※以前公開した記事「色の変化が楽しめる様々なインク 〜シーン・シマー・そのほか〜」でも詳しく紹介しています。
自己紹介がおわると、会場の雰囲気も和やかになり、参加者さん同士のコミュニケーションも増えていきました。
『STORiA MiX』を使ったインクの混色体験!
自己紹介に続いて行われたのは、自分だけの色が作れる『万年筆用ボトルインク STORiA MiX 顔料 20ml』を使ったインクの混色体験。
『STORiA MiX』とは、『STORiA MiX』同士であれば混色が楽しめるという特徴を持った顔料インクです。
全8色+専用うすめ液※を自由に使って、自分だけのオリジナルインクを作るワークショップを行いました。
※『STORiA MiX 専用 うすめ液 20ml』を使うことで、色を「淡く、明るく」することができます。
さっそく混色に着手!と思いきや、皆さん『STORiA MiX』のボトルが綺麗に並べられた様子を、撮影開始!
カラフルなボトルが並ぶ様子は思わず写真を撮りたくなりますよね。
それぞれの理想の色を目指して、細かく色の配分量を調整していきます。
思い描いた色へ近づけていく中で、「1滴足すだけでもこんなに色が変わるんですね」「黄色を弱めたいけど、なかなかうまくいかない」といった声に、「この色を足してみれば近づくかも」とアドバイスをするスタッフの姿も。
色の具合を確かめる試し書きの仕方も人によってそれぞれ違っていて、興味深く拝見していました!
インクを瓶に詰めて、オリジナルのラベルとタグをつければ、完成!
参加者の皆さんの個性あふれるインクが出来上がりました。
セーラー万年筆の製品デザイナーとペン先職人も登場の質問タイム!
混色体験の後は、実際に製品の開発に携わっているセーラー万年筆の製品デザイナーとペン先職人が回答する、質問タイムです!
ペン先にまつわる疑問や、こんなときどうすれば…といった気になる相談事を、使う側と作る側が直接情報交換できる機会。
質問への丁寧な回答に、参加者の皆さんはとても真剣に聞いていらっしゃいました。
そして、セーラー万年筆の社員にとっても、製品を使う皆さんにより詳しくセーラー万年筆の製品を知っていただける貴重な時間になりました。
インクファン同士の座談会!
最後は、with ink.スタッフと参加者さんによる座談会。
2つのグループに分かれて、お茶とお菓子を囲んでよりフランクな雰囲気でインクトークが繰り広げられました。
「つけペンのペン先に欲張ってインクをつけすぎてしまって、紙にドバッと落としちゃう…」「お店ですごく迷って、迷いすぎて結局買わずに帰ってしまう…」「お気に入りの紙ってありますか?」というような、インクのあるある話に花が咲いていました。
特に紙とインクの相性については、いろいろな紙を試して理想を探し求めるうちに、どんどん沼にはまってしまうとのことで、皆さんそれぞれのこだわりポイントを熱く語ってくれていました!
「御朱印帳に書いてます」という参加者さんに、その手があったか!と一同感激の場面も。
皆さんはどんなコンテンツやイベントに惹かれるのか。といった質問に対しては、「製品を試しに使えるようなイベントだと嬉しいかも!」というようなご意見もいただくことができたりと、with ink.にとっても貴重な場となりました。
おわりに
with ink.初の開催となった『インクファンミーティング』。
インク愛に溢れる皆さんと実際にお会いし、生の声をお聞きする貴重な機会になりました。
インクの話をしている皆さんの盛り上がりや、混色体験に熱中する様子に、これからもいろいろなコンテンツを通してインク界隈を盛り上げていこうと、改めて感じることができた時間になりました!
with ink.では、今後もインクファンのみなさんに喜んでいただける企画を考えていきますので、よろしくお願いします。